看板
 山荘施設と利用方法について紹介します。
 九州の山では、北アルプス等の様に常時有人の営業小屋は多分くじゅう山系の法華院温泉山荘だけだと思います。

 ここ楞伽院山荘も平日は無人の小屋です。
土日祝日は管理人が入り小屋の管理を行います。
 小屋での食事の提供や物品の販売は何もありません。
したがって、宿泊、テント泊共にテント、シュラフ、食料などは自分で準備をして、自分でボッカをお願い致します。

 宿泊、テント泊の時は管理人に声をかけて頂ますようにお願致します。

 宿泊、休憩
 小屋の入り口は南側に在り、ベランダに上がるとサッシの両開きの引き戸があります。

 入り口の上には立派な扁額がかかっています。左側には色々な写真があり、右側には救急箱や料金箱などがあります。

 小屋は常時入る事が出来て、休憩や食事、昼寝をする事が出来ます。
 正面には、簡単な更衣スペース、担架があります。

 ○ 休憩料 50円
 ○ 宿泊  大人500円 子供200円

 毛布やテーブルがありますので自由に利用してください。
煮炊きはガスコンロのみ使用可としております。

 禁止事項 ろうそく、固形燃料コンロ、液体燃料コンロ、枝木燃料コンロなど火災予防上禁止しています。
玄関

 休憩室は板張りの普通の床です。
靴を脱いでゆっくりと休憩や食事、コーヒー、ワインなど楽しんで頂きたいです。

 テーブルを出して、毛布を敷いてですね。

 宿泊もここでします。
毛布敷いてシュラフ伸ばしてゆっくりとお休み下さい。

管理人がいる時は一声かけて下さい。
天気が良くて、人数多い時は照明を点ける事が出来ます。
天気悪い時はソーラーパネルはお休みで発電しません。

消灯は22時です。山は早寝早起きが原則です。
お酒飲んでいつまでも騒ぐのはマナー違反です。

 枕元にはヘッドランプを置いておきましょう。
 休憩室

 前面のドアは管理室のドアです。
ドラえもんのどこでもドアではありませんので一般の方は立入禁止です。
 管理室は竈門神社の上宮社務所でもあります。楞伽院山荘は竈門神社の管理下にある施設です。

 左側のカーテンは更衣室です。汗で濡れた時などの更衣に使用して下さい。

 右側の看板には、九州の山を標高順に表示してあります。昭和55年の表示があるのでかなり古いものですが、全山登山者にはバッジをと書いてありますがもう時効でしょう。

 ドアの前にザックなど置かれませんようにです。またストックなどはきちんんと壁際などに置きましょう。
休憩室

 沢山の宿泊者ですね。これは収容限界です。
一年のうちでこんな事は数回でしょう。

 10人くらい以上で宿泊される時は竈門神社にかならず予約を入れておきましょう。
 土曜日の宿泊はどうしても多くなりがちです。多人数のグループがバッティングすると、物理的に収容限界を超えるかも知れません。

 竈門神社電話番号:092-922-4106

 シュラフの貸出も出来ますが、管理人が居る事が前提ですし、貸し出せる数もほんの数本です。
緊急用と考えています。
是非 マイシュラフをザックに詰めてお泊りにおいで下さい。
 休憩室

 小屋の南と西側ベランダ(ウッドデッキかな)にはテーブルと椅子を配置しています。

 平成19年 このホームページを開設した年に作りました。
設計図を大工さんに渡して切り込みをしてもらい、みんなでボッカ、ボッカですね。
 ボッカとは? 富士山の強力とか尾瀬のボッカさんとか昔はすべて人間の力で荷物を山小屋へ運んでいました。

 ログの防腐剤塗り、デッキの張替え、トイレ改修等など。
刈払機、チェンソー、ノコ、トンカチ、インパクト等など。
材料は もちろんボッカです。
管理人は案外DIYとボッカが好きなんでしょう。
元気なアナタ! いかがですか?  

 雪が積もった時は一般の山小屋同様アイゼンを外してベランダへ上がって下さい。
テーブル

 テント泊
 小屋の横は一部草付きの広場になっていて、ここをテント場として利用する事が出来ます。

 テント泊は無料ですが管理人が居る時は”テント張りま〜す”と一声かけて下さいね。

  25張り程度は張れると思いますが、お互いに譲り合って場所を決めましょう。また登山者も通りますので、テントの張り綱など邪魔にならないように心がけて下さい。
 
 このテント場は昼間は登山者が多くなり食事などをする場所になりますので、15時以降設営、翌朝10時までには撤去をお願い致します。

 炭火をおこしてのバーベキューは禁止です。
テント場

掲示板
テントを張る時の注意事項を看板にしてデッキの手摺に掲げています。不自由を感じるかも知れませんが、面識の無い者が一夜を共にする場所ですので、最低限のマナーとしてお守り頂きたいと思います。管理人が居る時はご意見聞かせて頂くと嬉しいです。